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最新記事【2008年10月20日】

◎二分割の旗

二分割の図形は、最も初期の段階に考案されたきわめて原始的な紋様の一つです。

基本4種
・縦割りの垂直二分割
・横割りの水平二分割
・斜め割の右斜二分割
・斜め割の左斜二分割
があります。

◎三分割の旗

三分割の定義は、水平または、垂直、あるいは斜めに三分割された三色の旗を言います。

三分割がポピュラーになったのは、フランス革命を機に生まれた三色旗(トリコロール)でした。三分割の代表と言えば、赤・白・青のフランス三色旗、通称トリコロールです。

フランス革命の前夜1789年7月13日、パリ市民軍総司令官に任命されたラファイエットは、所属兵に対してパリ市章の色である赤・青二色の帽章の採用を義務づけました。

4日後これにブルボン朝の白を加えたラファイエットは、市庁舎でルイ16世に防止帽章を献じました。同年10月国民議会が、国民軍の帽章がこの3色に決まりました。この三色は、自由を象徴とする国民色として市民に熱狂的に迎え入れられました。

◎カントンのある国旗

カントンとは、四隅と訳されます。古代ラテン語で「隅・縁」を意味するカンタムが語源です。

カントンが旗に採り入れられて注目を集める図形の一つになった背景に英国の官用船舶旗や民間船舶旗の影響が大きくありました。
旗用語では、英国の官用船舶旗は、ブルー・エンサイン(青旗)、民間船舶旗は、レッド・エンサインと呼ばれ、これら二旗の現行デザインが採用されたのはユニオンジャックが完成した1810年です。

アメリカ合衆国の星条旗に代表されるように、旗竿側の上部に小区画(カントン)を設けているものでかなり多く見られます。

◎カントンの代表 星条旗

世界中で最もよく目にする国旗が、星条旗(スターズ&ストライプ)です。この旗は、成長を続ける珍しい旗です。

赤は母国なるイギリスを、白いストライプは母国イギリスからの独立を表します。

星条旗は、アメリカ独立宣言をした翌年の1777年に制定されましたが、赤と白のストライプの数と星の数を独立当初の13州にちなんで13としました。
そのあと、州の数が増えるのに合わせて、ストライプと星の数を増やしましたが、ストライプは増やすことができないため13本に定まりました。
1960年にハワイが50番目の州になってから、星の数は50個になっています。

◎十字架はキリスト教のシンボル

イスラム教が三日月をシンボルにしているのと同様、キリスト教にもシンボルがあります。それは、キリストが張りつけにされた十字架です。イギリスの国旗は3つの十字架を組み合わせてできたものなので、十字架には見えづらいですが、これもキリスト教のしるしです。

ドミニカ共和国の国旗には、十字架を描いた上に、真中には聖書の絵を入れてキリスト教の大切さを表しています。

◎十字架の旗の起源は宗教戦争

十字架が旗の中に採り入れられ始めたのは、11世紀?13世紀にかけての十字軍遠征の時代です。これは、キリスト教の聖地エルサレムをイスラム教の手から取り返すために起こした戦争です。敵と味方が入り乱れて闘う中、味方を見分けるための目印として十字架の旗を持ったのがはじまりのようです。

◎北欧の左よりの十字

デンマーク、ノルウェイ、スウェーデン、フィンランド、アイスランドの5つの旗はスカンジナビア十字旗と呼ばれます。北ヨーロッパの団結を示すためによく似たデザインになっています。

元になったのは、デンマークの旗で、13世紀神聖ローマ帝国時代にキリスト教を広めるために使われ始めました。それ以来変更されてなく、今ある国旗の中で一番歴史の古いものです。

旗の十字架の中心が旗竿側にずれているのは、燕尾型にしたときにより美しく見えるようにするためなのです。

◎円形の旗

円形は一般に太陽の象徴とみられるため、太陽信仰がとくに栄えたオリエントやインド、南米インカの地域では円の模様も盛んに用いられました

東洋でも古代から太陽信仰が存在し、インドの太陽神ビシュヌや日本の天照大神に始まる日輪崇拝はよく知られています。しかし円形は太陽の象徴だけではなく、月の象徴だったり、デザイン的におさまりがいいという簡単な理由もあるようです。

もともと円には、シンボルの意味として、永遠・無限・宇宙・完全無欠・神秘・本質といったものを含んでいます。始まりも終わりもなく不思議な図形は、古代インド思想の輪廻や曼荼羅の概念を生んでいます。中国の疫学の陰陽思想より円形を宇宙の理想的な形と捉えるものもありました。東洋では早くから円が受け入れられやすい環境が整っていました。

円形を最初に採り入れたのは、1854年に国を代表する旗として定めたものが、日の丸でした。その後、第二次大戦後の独立ラッシュにより、円形を採用する国が相次ぎました。韓国、北朝鮮、インド、バングラデッシュ、ラオス、キルギス、カザフスタンなどのアジアの国々でした。

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